Scott Weiland急逝……

  • 2015.12.05 Saturday
  • 05:18
Scott Weilandが 亡くなりました。





http://www.rollingstone.com/music/news/scott-weiland-dead-at-48-20151204





享年48歳。





詳しい死因は明らかにされていませんが、

ツアー先の米ミネソタ州ブルーミントンで、睡眠中に息を引き取ったとのこと。



ScottはWildaboutsのツアー中で、12/3(木)はミネソタ州メディーナにあるMedina Entertainment Center

でライヴを行う予定でした。

夜9時頃、ツアーバスの中ですでに亡くなっていた氏が発見されたのだそう。



彼の地元カリフォルニアが、アメリカが、世界中のScottファンが今頃彼の音楽を聴きながら

悲しみにくれていることでしょう。



それこそ1995年から何度も、かつ長年ドラッグ問題を抱えていて健康状態が危惧されていた人ではあったので、彼の早すぎる死は正直言って想像できなかったわけではありませんが、それでもショックであることにはかわりありません。

でも、彼には2人のお子さんがいて、新しいバンドでまた新たな未来を開こうとしていたのに。



残念で仕方がありません。



2012年にKROQ主催のイベント、EpicenterのヘッドライナーとしてStone Temple Pilotsを観たのが個人的には最後になってしまいました。

あの時のScottは全盛期やVR期と比べてかなり歌唱力が落ちていて、ファンとしてこれ以上今の姿を記憶に残したくない…そんな気持ちになってたまらず途中で会場を後にしてしまいました。バカなことをしたと今更ながら悔やんでいます。



その後、ScottはSTPを解雇され、Linkin ParkのChester Benningtonが加入。そのお披露目ライヴもとなったKROQのイベント、Weenie Roastも観ました。サプライズ出演でChesterがヴォーカルとして立っている姿を観たのは何重にも驚きで、Chester大好きなのにひたすら「これじゃない感」にさいなまれ…。今年に入ってそんなChesterから、今度はJoss StoneをリクルートしたSTPは「Joss Stone Temple Pilots」の名でJimmy Kimmel Liveでパフォーマンスしましたけど、さらに「ありえんだろ!?」と…。JossもChesterもとても素晴らしい仕事をしてくれているけれど、Scottの代わりなんて誰も務まらないってことを痛感させるばかりなんですよね。



だから、裁判沙汰とかあってとても簡単に元サヤにはならないことは分かっていつつも、いつかまたScottが戻ったバージョンのSTPがみたいと思っていたのに……。







Scott急逝の報せを聞いた瞬間、私の目の前には仕事仲間の20代前半の米男性しかおらず、

たまらず彼に話したら、きょとんとした顔をしているものだから、



「ほら、Stone Temple Pilotsの…」



と言ったら



「え? Twenty One Pilots!?!?」



と。



彼らの世代にはピンとこないのも仕方がないかも。だから私はその話を切り上げ、

帰宅後すぐにパートナーとScottについて語り、寂しさと悲しさを共有しました。





私にとって、ScottといえばなんといってもSTPで、

90年代にSTPのファースト『Core』を聴いて瞬時にはまったロックバンドです。



代表曲は本当にいろいろあるんですけど、たとえばこちら





グルーヴ、うねり、ロックンロール・マジック、私にとってジミヘン以来に見た紫の世界。

なんといってもScottの、ハスキーかつパワフルな歌声がたまらなくツボで。



惚れ惚れした。





特にハートのど真ん中を撃ち抜かれたのはこの曲、「Crackerman」





STP、Velvet Revolver通して私が初めて生Scottを拝んだのは、2005年のNY。

本当ならカリフォルニアで、STPで観たかったけど。



このために会場そばのちょっと高いホテルに宿泊して、ソールドアウトのチケットを譲ってもらうために

長蛇の列に並ぶニューヨーカーたちに拙い英語で話しかけました。

他にも数人がチケットを探していたので、諦めかけたけど、高い金額ふっかけてくるダフ屋と

これまたつたない英語で必至に交渉して値下げしてもらい、それでも倍くらいの価格で購入しましたよ。



でもその甲斐あったなぁ〜。

初めて生でこの曲をScottが拡声器を手に歌う光景を目にした瞬間は、夢が叶った喜びに包まれたものです。





9年3カ月続けたbay FMの洋楽専門番組『Dig The Rock』でも、STPをかけるタイミングがあれば

まず「Crackerman!!!」と言い続けた私を「またか〜」ってスタッフは苦笑いしてました。あはは。





STPで商業的にもっとも成功を収めたのはセカンドの『Purple』で、



やっぱりこの曲。





妖艶で、クリーピーで、明らかに変な動きするんだけど、たまらなくセクシーで魅力的。明らかに一般社会には馴染めない、

ロックの世界でこそ呼吸が出来た人だと思います。不器用ですね。でもそれが良かったんです。





それから売り上げはサードの『Tiny Music... Songs from the Vatican Gift Shop』と比べて半分に下がったけれど、

4作目の『No. 4』は個人的にファーストの次に好きなアルバム。原点回帰していたこの作品で、このリード曲を聴いた時には痺れた。







…VRとしてはNYにはじまり、サマソニや単独、Download Festivalで観る機会に恵まれましたが、

GnRファンの存在は大きくて、STPのカバーをやる時のオーディエンスの反応が弱めだったのはどの会場でも共通。

でもScottはポーカーフェイスでどの曲にもしっかりと爪痕を残していました。



それと、

思い出すのは2010年のSTP@Download Festival。

このフェスに雨&どろんこはつき物ですが、ってイギリスのフェスだと他にもそういうシチュエーションかもですけど。

結構な雨が降って、地面がグチャグチャ。彼らの出番は3日目のトリ(Aerosmith)前で、雨は小降りになってきていたけど、疲れのたまった大勢のオーディエンスがステージ前から離れたり、盛り上がりもにぶくて…

でも、Scottはそんなのおかまい無しにとっても楽しそうに傘を片手に花道をクネクネと踊り歩いていたのを思い出します。



今頃そうやって天国で歌っているのでしょうか? 



私はちょうど2日前に『American Horror Story: Asylam』の全エピソードを観終わったばかりなのでこんな想像をしてしまいますが、

死神がこれまで何度もScottの前に現れても「まだやり残したことがある」と言い続けたScottを待ち続けていたけれど、

昨日は「I'm ready」と、死の接吻を受け入れてしまったのかも……って。



We're not ready yet!!



早すぎる…… 本当に早すぎます。



せめて、幸せで思い残すことがなかったからという理由で天国へ旅立っていることを祈ります。



Scottのご遺族、バンドメンバーに心からお悔やみ申し上げます。








JUGEMテーマ:音楽











コメント
昨日このニュースを知り、ボー然としました...

もうあのストテンは、永遠に観れないかと思うと。

今晩、ロックバーでストテンづくしで追悼します。

合掌。
  • ブライアン エーノ
  • 2015/12/05 11:51 AM
ブライアン エーノと一緒にロックバーでストテンしたかったです。90年代を代表するヴォーカリストがまた一人、こんなにも早く旅立ってしまって、悲しいやら寂しいやら悔しいやら……
  • Aya Miyahara
  • 2015/12/08 1:00 PM
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