ちょっと物騒なんです...
- 2017.03.21 Tuesday
- 06:55

タイトルと写真の関連は無いけれど...ハリウッドで発見した、俳優ダニー・トレホのタコス屋さん。
深夜だったから余計に貫禄があった気が。お店の前にイカつめのセキュリティーも立っていたりするんですよね。入りづらい...。
初めてLA旅行した2003年、レンタカーでグルグル回っていたら、ダウンタウンでホームレスが大勢住み治安が悪いスキッドロウへ行ってしまい震えたことを皮切りに、
映画「Straight Outta Compton」でおなじみになったであろう、コンプトンを通過しちゃった時も心拍数上がったりしたわけですが、
私が住むウェスト・ハリウッドも安心しきれるわけではないのです。
毎日とはいいませんが、近所を歩けばちょっと怖めな人たちを見かけたり、深夜や明け方は1人で外を歩かないようにしています。
私の住むアパートは目抜き通りからちょっと中へ入った住宅地で、比較的静かなのですが、ホームレスがリサイクルゴミ漁ってたり、中には立ち止まってお酒飲んでたり、ある時は注射針が落ちてたりで、ちょっと怖いことも起こります。
因みにこの2日間に限ったことを例に挙げますね。
近所にある、Costco的な業務用品がお得なお店、Smart & Finalでのこと。このお店は私が昔通っていたESLクラスがある市の施設の斜向かいにあって、その施設は子供や高齢者が長閑に過ごす憩いの場なのですが、
2日前、用があってそのスーパーへ行こうとすると、不審な動きで自転車に乗った男性がパーキングの入り口を徘徊していました。
私の印象はその程度だったのですが、治安の悪い地域に住んでいたこともある相方君が、「彼、隙あらばケンカ売ろうとしてる感じだ」と。
車を駐車し、いつも以上に施錠などを確認した後、お店のエントランスへ向かうと、そのチャリ君が連れの男性を伴ってエントランスにいるのを発見。
しかしそのお店は入り口と出口で自動ドアがキッチリ分かれていて、彼らは入り口から出ようとしていたわけです。
当然ドアは開きません。
でも、頭のてっぺんまでタトゥーまみれのその連れの男性はドアを壊すかの勢いで無理やり開き、出た瞬間、ドヤ顔でした。
それが悪ガキ的なテヘッという感じではなく、明らかにギャング。映画に出てくるギャングって役者であって、本物のギャングって身に纏ってる殺気が違うなと身を以て学びました。
チャリ君と一緒に去って行きましたが、おかげでドアがエラーを起こし、入り口に立つ私たちは店員がドアの設定をリセットするまで待つことに。
それ以上のトラブルが起きなくてホッとしました。
そして昨日。
家の目の前にいた相方君から電話が。
「変な男がウチのパーキングの車を物色してる...」
外へ出ると、1人の男性がフラッシュライトとキャリーを持ち、近所を徘徊。彼の言う通り、路駐された車を1台1台ライトで照らし、付近の路上を照らしてる。
何か落として捜索しているのとは明らかに違うので、警察を呼んだ相方君。
私は外に停めていた車をガレージの中へ避難させて部屋に戻ったのですが、相方君によれば 駆けつけた警官がその男を尋問し、キャリーを開けると、中からiPhoneのケーブルやiPad、現金などがボロボロ出てきたそうです。
アメリカでは車の見えやすいところにバッグや金目の物を置いたままにして駐車していると危険だという話を聞いたことがある方もいるかもしれませんが、本当なんだなと。
一昔前だとカーオーディオも盗難を防ぐために駐車のたびにデッキを外して隠していたそうですが、最近はビルトインなのでまぁいいとして。
でも面倒だからとiPhoneのケーブルを車に挿しっぱなしも良くないのです。
改めて、戸締り、車のロック、そして面倒でも車はガレージの中に入れようと思いました。